たかがボチ、されどボチ
“ボチ”って何?と思われるでしょう。
簡単に言えば、ひどい湿疹に貼る湿布みたいなもの。
炎症を抑えたり、浸出液を吸う効果があります。
手が汚れてしまう等の多少の使いにくさはあるものの、昔からある優れたお薬です。
ボチの由来はボールチンクザルベ(Borzinksalbe)、日本語でホウ酸亜鉛華軟膏。
ボールというのはホウ酸で、以前は含まれていたのですが中毒例があり現在は使われておらず
名前として残っているだけのようです。
製薬会社で製造したボチシートもあるけれども、当クリニックのボチは
手作りで、一味違う!
もし、処置で使われたら愛情のこもった湿布と思ってくださいな。
2017/11/14