円形脱毛症

いつもと大きく違った2020年も、そろそろ終わりに近づこうとしております。

コロナ禍でマスクをつけ、手洗い、うがい、消毒が日課になり皮膚科領域ではその生活様式の変化で増えた疾患、減った疾患などを色々実感した年でした。

マスクによるものとしては、顔のニキビ、乾燥、肝斑が増えていますし、手荒れ症状の患者様も多くいらっしゃいました。

その中でも、あまり予想できずに増えた疾患が円形脱毛症です。

巷では円形脱毛はストレスがほとんどと考えられていますが、専門的にはその他の理由でなることも多い疾患です。例えば、アトピー性皮膚炎、金属アレルギー、甲状腺疾患、膠原病、ダイエット、出産に伴うもの、亜鉛不足などあげればきりがありません。

ただし今年に限っては、ほとんどがストレスではないかと思えるほど、症例数が多かった印象があります。

7,8月から増えてきたことを考えると、原因としては緊急事態宣言が発出された頃のストレスが一番強かったのだと思います。

どの職業においても急に休みになったり在宅勤務になったり、生活様式が一変したことが主たる理由だと思います。

最近また感染者の増加をニュースで聞くと不安になりますが、円形脱毛などの症状がみられたら気軽にご相談ください。

内服、外用を早めに開始することで悪化を防いでいきましょう。   

                                              2020/12/3

 

 

←前へ