皮膚科
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皮膚科

当院では、乳児や小さなお子様から、働き盛りの世代、ご高齢の方にいたるまで、あらゆる世代の肌・髪・爪のトラブルに対して、医師による医学的診断と、保険診療を中心とした治療を行っています。
皮膚は「体の中の状態を映し出す鏡」とも言われており、一見すると単なる一時的な肌荒れに見えるかゆみ、赤み、ブツブツ、カサつきといった小さなサインの裏に、思わぬ原因やご自身の体質、内臓の不調などが隠れていることがあります。
当院では、患者様の身体的・経済的な負担に配慮し、「健康保険が適用となる診療」を基本として診療を行っております。肌本来のすこやかさとバリア機能の改善を目指し、適切で安全性に配慮した医療提供に努めています。地域に根差した身近な「かかりつけ医」として丁寧にお悩みを伺いますので、どうぞお気軽にご相談ください。
湿疹とは、皮膚に炎症が起こり、かゆみや赤み、ブツブツ、カサつきなどが現れる状態の総称です。原因はさまざまで、乾燥、汗、摩擦、ストレス、体質、アレルギー、洗剤や化粧品、金属などの刺激が関係していることがあります。また、同じような症状に見えても、アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎(かぶれ)、脂漏性皮膚炎など、実際には異なる病気が隠れていることもあります。当院では、症状や生活環境を確認しながら原因を考え、外用薬や内服薬を用いて適切な治療を行います。
毛穴の詰まりや皮脂分泌の増加によって発症します。白ニキビや黒ニキビから始まり、炎症を伴う赤ニキビや膿を持った黄ニキビへ進行することがあります。当院ではニキビの状態や肌質に応じて、外用薬や内服薬を組み合わせた治療を行います。
ある日突然、皮膚の一部が蚊に刺されたようにクッキリと赤く盛り上がり(膨疹)、激しいかゆみを伴います。数十分から数時間以内に跡形もなく消えますが、別の場所に次々と現れるのが特徴です。
温熱刺激や緊張とは関係なく、日常生活や仕事、学業に多大な支障をきたすほど、手のひら、足の裏、あるいは脇の下から過剰に大量の汗が噴き出すように分泌されてしまう状態です。腋窩多汗症・手掌多汗症については、保険適用の外用薬による治療が可能です。保険適用外の部位や症状に応じて、プロ・バンサインなどの内服薬や、塩化アルミニウムローション、D-bar、D-tubeなどの自費治療をご提案することがあります。
虫刺されやあせも、とびひは、お子様から大人までよくみられる身近な皮膚トラブルです。虫刺されでは、蚊やダニ、毛虫などが原因となり、赤みや腫れ、強いかゆみが生じることがあります。また、かき壊してしまうことで症状が長引いたり、細菌感染を起こしたりすることもあります。あせもは、汗をかきやすい季節に首やわき、背中などにできる小さな発疹で、かゆみを伴うことがあります。とびひ(伝染性膿痂疹)は、皮膚についた細菌が傷や湿疹部位から感染して起こる病気です。特にお子様に多くみられ、かき壊すことで周囲に広がることがあります。当院では、それぞれの症状や原因に応じて適切な治療を行い、症状の改善と再発予防をサポートいたします。
カビ(真菌)の一種である白癬菌が皮膚の角質に住み着く病気です。足の指の間の皮が剥けてジュクジュクする、足の裏全体がガサガサしてひび割れる、体に輪状の赤いカサつきが出るなど症状は多彩です。また、爪に関しては爪が白く濁る、厚くなるなどの症状がみられます。
白癬菌が爪に感染した状態です。爪が白や黄色に濁る、分厚くなる、ボロボロと崩れるといった変形がみられます。市販薬では改善が難しい場合もあり、医療機関での治療が必要となることがあります。
ヒトパピローマウイルスが手足の微細な傷口から皮膚の深部に感染し、細胞を異常増殖させることでできる、表面が硬くザラザラとした突起です。放置すると周囲の皮膚へ移って増えていきます。
主にお子様の体や手足に見られる、光沢のある小さな半球状の発疹が特徴のウイルス性皮膚疾患です。
単純ヘルペスウイルスの感染により、唇の周り(口唇ヘルペス)や性器周辺にピリピリ・チクチクとした特有の痛みが走った後、小さな水ぶくれが集まって多発する、再発性の高い疾患です。
体の片側に激しい神経痛と帯状の赤み・水ぶくれが出る「帯状疱疹」や、細菌感染で皮膚深部が真っ赤に腫れ上がり強い痛みや発熱を伴うことがある「蜂窩織炎」など、早期治療が重要となる疾患です。痛みや腫れ、発熱などがある場合はお早めにご相談ください。
もともと皮膚のバリア機能が低下している体質(アトピー素因)をベースに、乾燥やハウスダスト、汗などの刺激が加わることで、全身に激しいかゆみを伴う湿疹が数か月〜数年以上にわたって慢性的に続く病気です。
免疫機能の異常などが関与し、皮膚のターンオーバーが早くなることで起こる慢性疾患です。皮膚が赤く盛り上がり(紅斑)、表面に銀白色のかさぶた(鱗屑)が付着することがあります。
自己免疫反応が関与すると考えられており、突然円形または楕円形の脱毛斑が生じます。単発の場合から頭部全体に広がる重症例までさまざまです。
皮脂の分泌が非常に盛んな頭皮、生え際、小鼻の周りなどが赤くなり、油っぽいフケのような皮膚がカサカサと剥がれ落ちる慢性の皮膚炎です。皮膚の常在真菌(マラセチア菌)の過剰な増殖が関与しています。
皮膚の下に、本来剥がれ落ちるべき垢や皮脂が溜まってしまう「袋(嚢腫)」が形成される良性腫瘍です。細菌感染を起こすと「炎症性粉瘤」となり、急激に赤く腫れ上がってズキズキとした痛みを伴います。
加齢や長年の紫外線ダメージによって角質細胞が部分的に過剰増殖して茶〜黒色に盛り上がった良性のイボや、通常のほくろに対して、特殊な拡大鏡(ダーモスコピー)を用いて悪性腫瘍との識別診断を行います。
熱湯や油、暖房器具などによる皮膚の損傷です。当院では傷の状態に応じて湿潤療法などを行い、傷跡にも配慮しながら治療します。
足の特定の場所に、合わない靴などの慢性的かつ局所的な圧迫や摩擦が加わることで皮膚の角質が厚くなる状態です。魚の目は角質が芯のように深く突き刺さるため、歩くたびに激痛が走ります。
冬場の厳しい寒さや室内の急激な寒暖差によって、手足の指先、耳たぶ、頬などの微細な血管がうっ血(血行不良)を起こし、赤紫色に腫れ上がって激しいかゆみや痛みを伴う状態です。
皮膚の病変は、一見するとどれも同じような赤み、カサつき、ブツブツに見えても、その背景にある原因やアレルギーの有無、必要となる治療薬(軟膏の強さや種類など)が全く異なることが多々あります。
当院では、日本皮膚科学会に認定された医師が、視診に加え、必要に応じて顕微鏡検査や、ダーモスコピーなどの専門機器を用いて、診断・治療にあたります。患者様が抱える症状や不安に丁寧に耳を傾け疾患のメカニズムや今後の見通しを分かりやすくご説明いたします。
当院では、日本皮膚科学会のガイドラインを参考に、患者様の症状や皮膚の状態に応じて、外用薬・内服薬を適切に組み合わせた治療を行っています。また、外来の処置室で行える安全な処置(イボに対する液体窒素凍結療法や、ニキビに対する面皰圧出、薬の適切な塗布など)を行い、速やかな症状の軽減を目指します。
皮膚の下にできたしこりや、徐々に大きくなって衣服に引っかかるようなほくろなどは、薬を飲んだり塗ったりしても改善が難しい場合があります。
当院では、可能な範囲で局所麻酔を用いた安全な「日帰り小手術(摘出術・切除術)」を保険診療にて行っております。手術では、安全性に配慮するとともに、必要に応じて真皮縫合などを行い、術後の傷跡にもできる限り配慮した治療を心がけています。
市販薬で改善しない湿疹は、原因が別のところにあることも少なくありません。同じように見える赤みやカサつきでも、アトピー性皮膚炎、かぶれ、脂漏性皮膚炎など背景の病気が異なると、必要な薬の種類や強さも変わってきます。当院では症状や生活環境をうかがいながら原因を考え、外用薬や内服薬を用いた治療を行っています。数日使用しても改善しない場合や、症状が広がる・悪化する場合は一度診察を受けておくと安心です。
肌のかゆみや湿疹は皮膚科が専門です。皮膚は体の中の状態を映し出す鏡とも言われ、皮膚の症状には、アレルギーや感染症、薬剤、全身の病気などが関係していることもあります。当院では、視診に加えて必要に応じて顕微鏡検査やダーモスコピー検査などを行い、診断します。 乳児から高齢の方まで、年齢を問わず対応しています。
にきび(尋常性痤瘡)は保険診療の対象です。毛穴の詰まりや皮脂分泌の増加によって起こり、白にきび・黒にきびから、炎症を伴う赤にきび、膿をもったにきびなど様々に状態があります。当院ではにきびの状態や肌質に応じて外用薬と内服薬を組み合わせ、処置室で面皰圧出を行うこともあります。なお、炎症がおさまった後に残る赤みやクレーターのご相談は、美容皮膚科のページをご覧ください。
見た目だけで水虫と判断するのは難しく、実際には湿疹やかぶれだったというケースもみられます。市販の水虫薬を先に使ってしまうと、菌が検出されにくくなり、診断が難しくなります。当院では皮膚の一部を採取して顕微鏡で調べ、白癬菌がいるかどうかを確認したうえで治療方針を決めています。薬を塗る前に一度ご相談ください。
爪が白や黄色に濁る、分厚くなる、ボロボロと崩れるといった変化は、白癬菌が爪に感染した爪白癬でよくみられます。爪の中まで薬を届かせる必要があるため、市販薬では改善が難しいことも多く、医療機関での治療が必要になります。当院では顕微鏡で菌の有無を確かめてから、内服薬や外用薬による治療を検討します。治療には数か月以上かかることが多く、特に足の爪では正常な爪に生え替わるまで1年以上かかることもあります。
乾癬は免疫のはたらきが関わる慢性の病気で、皮膚が赤く盛り上がり、表面に銀白色のかさぶたが付着することがあります。塗り薬や紫外線治療、内服薬を行っても十分な改善が得られない方には、生物学的製剤という選択肢があります。この治療は日本皮膚科学会が定めた要件を満たす承認施設で行われるもので、当院も承認施設として登録されています。詳しい内容はコラムでご説明しています。
ほくろの色や形、大きさの変化が気になるときは、ダーモスコピーという拡大鏡を使って詳しく観察します。肉眼では判断しきれない色素の分布や構造を確認し、良性・悪性を判断するための重要な手がかりとなる検査です。悪性が疑われる場合や、より詳しい検査・治療が必要な場合には、連携する医療機関へご紹介します。整容目的での小さなほくろの除去については、美容皮膚科で扱っています。
皮膚の下にできるしこりでよくみられるのが粉瘤(アテローマ)です。垢や皮脂がたまる袋が皮膚の下にでき、炎症を起こすと赤く腫れ、痛みを伴うことがあります。塗り薬や飲み薬では袋そのものは消えないため、摘出が必要になることがあります。当院では、診察のうえ、大きさや部位、炎症の程度などを考慮し、当院で対応可能な場合には局所麻酔による日帰り手術を行っています。より専門的な治療が必要と判断した場合には、大学病院などの連携医療機関へご紹介します。
日常生活に支障をきたすほど多量の汗が続く状態を多汗症といいます。わきの下(腋窩多汗症)と手のひら(手掌多汗症)については、保険適用の外用薬による治療が可能です。保険が使えない部位や症状には、保険適用の内服薬や自費にてアルミニウムローションなどの治療をご提案することもあります。現在使用できる薬剤は変わることがあるため、診察時に選択肢をご説明します。
体の片側に神経に沿った痛みと帯状の赤み・水ぶくれが出るときは、帯状疱疹が考えられます。発症から早い時期に治療を始めるほど、痛みが長く残るリスクを抑えやすいとされています。細菌感染で皮膚の深い部分が赤く腫れる蜂窩織炎も、痛みや発熱を伴い早期の治療が必要です。痛みや腫れ、熱があるときは、様子を見ずにご相談ください。
監修者
眞海 芳史(まうみ よしふみ)
大森皮膚科クリニック 院長
資格:皮膚科専門医
東京理科大学理工学部を卒業後、化学メーカー勤務を経て東海大学医学部へ進学。東京労災病院での初期研修後、東京女子医科大学東医療センター皮膚科に入局し、平塚市民病院皮膚科、東京女子医科大学東医療センター皮膚科 助教・病棟医長などを経て、大森皮膚科クリニック院長に就任しました。
大学病院から地域のクリニックまで幅広く皮膚科診療に携わってきた経験をもとに、視診を基本として、必要に応じてダーモスコピーや顕微鏡検査などを行い、正確な診断とわかりやすい説明を心がけています。
当院は日本皮膚科学会の乾癬分子標的薬使用承認施設として登録されており、乾癬の分子標的薬治療にも対応しています。また、一般皮膚科・小児皮膚科から美容皮膚科まで、皮膚に関する幅広いご相談に対応しています。
院内で対応できる治療と、より専門的な検査・治療が必要なケースを適切に見極め、必要に応じて連携する医療機関へご紹介することも大切にしています。
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