エキシマ・VBEAM(保険)
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エキシマ・VBEAM(保険)

大森皮膚科クリニックでは、保険診療を軸とした皮膚科医療を提供しています。
当院では、皮膚疾患や血管病変に対する治療の選択肢として、保険適用が認められている疾患に対して使用できる医療機器「エキシマ(光線療法機器)」および「Vビーム(血管病変治療用色素レーザー)」を導入しています。
これらは、美容目的の自費診療とは異なり、皮膚疾患の改善を目的とした医療です。当院では、患者様の経済的な負担を抑え、安心して通院していただけるよう、まずは保険診療での治療を優先し、ご提案しております。
患者様が混乱されないよう、当院における「保険適用」と「自費診療」の境界線を分類しております。ご自身の症状がどちらに該当するかご確認ください。
尋常性乾癬(かんせん)、尋常性白斑(はくはん)、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、円形脱毛症
保険適用疾患に該当しない、または規定の回数(月8回まで)や範囲を超えて治療を希望される場合

毛細血管拡張症、単純性血管腫(赤アザ)、いちご状血管腫
現在、Vビームによる自費診療は行っておりません。当院では、保険適用となる赤あざや毛細血管拡張症などの治療を行っております。今後の診療体制に応じて自費診療への導入を検討してまいります。開始の際はホームページにてお知らせいたします。
※「毛細血管拡張症(赤ら顔)」は、医師の診察により病変と診断された場合に保険適用となります。

エキシマ治療(ターゲット型紫外線療法)は、特定の短い紫外線の波長(308nm)を、病変部位だけにピンポイントで照射する光線療法の一つです。従来の全身型紫外線治療器に比べ、病変部を中心に照射することができ、疾患部へ効率的に照射できるため、症状の改善が期待されるのが特徴です。
医師の診察により以下の疾患に該当すると判断された場合は、健康保険を適用して治療を受けていただけます。
| 尋常性乾癬(かんせん) | 皮膚が赤く盛り上がり、銀白色のフケのような皮膚がボロボロと剥がれ落ちる |
|---|---|
| 尋常性白斑(はくはん) | 皮膚のメラニン色素が抜け、部分的に白くなってしまう(しろなまず) |
| アトピー性皮膚炎 | 塗り薬(ステロイド等)だけでは痒みが治まらず、慢性的に湿疹を繰り返す |
| 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) | 手のひらや足の裏に、膿を持った小さな水ぶくれが繰り返しできる |
| 円形脱毛症 | 突然、頭皮にコイン大の脱毛斑ができてしまい、なかなか毛髪が生えてこない |
エキシマの光には、過剰になっている皮膚の免疫反応を抑制し、炎症を抑える作用があります。これにより、これまで「塗り薬だけでは改善が見られなかった」という頑固な症状に対しても、改善が期待されます。
大森皮膚科クリニックでは、ガイドラインに基づいた適切な照射量を医師が管理し、患者様の毎回の経過に合わせて安全に治療を進めます。痛みがほとんどなく、一箇所の照射は数秒〜数十秒で終わるため、比較的少ない負担で通院いただけます。

Vビーム(VBEAM)は、赤い色(血液中のヘモグロビン)にのみ強く反応する特殊な波長(595nm)を持ったダイレーザーです。
異常に増殖・拡張してしまった毛細血管にレーザーの熱を選択的に作用させ、周囲の正常な皮膚への影響を抑えながら、皮膚の赤みの改善を目的として治療します。
国が定めた基準に基づき、以下の3つの疾患については健康保険適用(3割負担等)でのレーザー治療が可能です。
| 毛細血管拡張症(赤ら顔) | 鼻の頭や頬のまわりの毛細血管が透けて見え、常に顔が赤く見える症状 |
|---|---|
| 単純性血管腫(生まれつきの赤アザ) | 生まれつき、または幼少期からある平らな赤いアザ |
| いちご状血管腫 | 乳幼児期に現れる、いちごのように赤く盛り上がったアザ |
当院におけるVビーム治療は、以下の特徴があります。
医師による診察
その症状が「保険適用の疾患」に該当するかどうかを診断し、治療計画(照射パワー・回数)を組み立てます。
照射(数秒〜数分)
エキシマ・Vビームともに、基本的には麻酔不要で受けていただけます。病変の範囲に合わせて、丁寧にピンポイント照射を行います。
術後の処置・アフターケア指導
照射後は、必要に応じて薬を塗布します。Vビームの後は一時的に赤みや腫れ、内出血(紫斑)が出る場合がありますが、これらはレーザー照射後にみられることのある反応であり数週間ほどで自然に消失します。
| エキシマ | 症状が落ち着くまでは、週に1回〜2週間に1回程度の定期的な通院が効果的です。 |
|---|---|
| Vビーム | 同一部位への照射は「3か月に1回」を目安に、複数回の治療を重ねていきます。 |
A. 医師によって「毛細血管拡張症」という疾患であると診断された場合は、保険診療で治療が受けられます。
一部の美容医療では自費診療として行われる赤み治療でも、医師の診察により保険適用疾患と判断される場合には、保険診療で治療できることがあります。
A. 申し訳ありません、これらは原則としてVビームの保険適用疾患には該当しません。
Vビームで保険適用となるのは、国が指定した「単純性血管腫」「いちご状血管腫」「毛細血管拡張症」の病名に限られます。ニキビ跡の赤みやケロイドの赤みなどは、保険適用となりません。
照射パワーによって、数日〜1週間ほどの赤みや内出血(紫斑)が生じる場合があります。
血管をしっかりと凝固させる強さで照射した場合、数日をピークに腫れが出たり、肌に紫色の内出血(紫斑)が出ることがあります。これは狙った血管にレーザーが正しく反応しているために起こり得る反応であり、多くは数週間程度で改善していきます。当日はシャワー、翌日からはメイクも可能です。日常生活のご都合に合わせて出力の調整も可能ですので、事前に医師へご相談ください。
まず診察を行い、毛細血管拡張症など保険適用となる疾患に該当するかを判断いたします。小鼻周囲の軽い赤みは、皮脂分泌、慢性的な刺激、肌質などが関係していることも多く、必ずしも保険適用となるわけではありません。
また、この部位の赤みはレーザー治療を行っても効果が限定的であったり、再び目立ってきたりすることがあります。そのため、診察の結果によってはVビーム治療を積極的におすすめしない場合もあります。まずは現在の状態を確認し、適切な治療方針をご相談いたします。
監修者
眞海 芳史(まうみ よしふみ)
大森皮膚科クリニック 院長
資格:皮膚科専門医
東京理科大学理工学部を卒業後、化学メーカー勤務を経て東海大学医学部へ進学。東京労災病院での初期研修後、東京女子医科大学東医療センター皮膚科に入局し、平塚市民病院皮膚科、東京女子医科大学東医療センター皮膚科 助教・病棟医長などを経て、大森皮膚科クリニック院長に就任しました。
大学病院から地域のクリニックまで幅広く皮膚科診療に携わってきた経験をもとに、視診を基本として、必要に応じてダーモスコピーや顕微鏡検査などを行い、正確な診断とわかりやすい説明を心がけています。
当院は日本皮膚科学会の乾癬分子標的薬使用承認施設として登録されており、乾癬の分子標的薬治療にも対応しています。また、一般皮膚科・小児皮膚科から美容皮膚科まで、皮膚に関する幅広いご相談に対応しています。
院内で対応できる治療と、より専門的な検査・治療が必要なケースを適切に見極め、必要に応じて連携する医療機関へご紹介することも大切にしています。
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