ボトックス注射
TOP
ボトックス注射

大森皮膚科クリニックでは、顔の解剖学的知識(筋肉の走行や表情筋のバランス)に基づき、自然な仕上がりと安全性に配慮したボトックス治療をご提案しています。
使用する薬剤は、厚生労働省承認の「アラガン社製ボトックスビスタ®」をはじめ、目的や部位に応じたボツリヌストキシン製剤を厳選しています。眉間・額・目尻などの表情ジワの軽減やエラの張りの緩和のほか、条件を満たす重度の原発性腋窩多汗症に対する保険診療にも対応可能です。医師が筋肉の状態を確認し、注入量や部位を細かく調整します。
ボトックス以外にも、ボリュームを補うヒアルロン酸注入、脂肪溶解注射、肌の質感を整える肌再生注入(リジュラン・SKINVIVE・プロファイロ®)など、幅広いメニューを組み合わせて最適なケアを目指します。
各治療の詳細は以下の個別ページをご覧ください。
ボトックス注射の特徴とダウンタイムの目安です。

| 項目 | ボトックス注射の詳細内容 |
|---|---|
| 治療の目的 | 表情ジワ(額・眉間・目尻など)の改善、エラの張りの緩和、脇の多汗症治療、肩こりの緩和を目的とした治療 |
| 施術のアプローチ | 神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを一時的に抑え、過剰に収縮している筋肉の動きを和らげます。 |
| 施術時間 | 注入する部位によりますが、約5分〜15分程度(別途、事前の冷却・麻酔時間を除く) |
| ダウンタイムの目安 | 大きなダウンタイムは少ない治療ですが、注射部位に赤み、腫れ、内出血、違和感が生じることがあります。 |
| 効果の持続期間 | 個人差や部位によりますが、約3〜4か月程度です。時間の経過とともに筋肉の動きは自然に回復していきます。 |

| 額(おでこ) | 眉を上げたときにできる横ジワを目立ちにくくしたい |
|---|---|
| 眉間 | 不機嫌に見えやすい縦ジワを和らげたい |
| 目尻 | 笑ったときに広がるシワを目立ちにくくしたい |
| 顎 | 梅干しのようなシワを目立たなくしたい |
| エラ | 咬筋の張りを和らげ、フェイスラインをすっきり見せたい |
| 脇 | 汗の分泌を抑え、衣服の汗ジミや汗による不快感を軽減したい |
| 口角 | 口角を上げ、やさしい印象を目指したい |
| ガミースマイル | 笑ったときに歯ぐきが見えすぎる状態を改善したい |
ボトックス注射は、ボツリヌストキシン製剤を筋肉内などに少量注入し、神経から筋肉や汗腺へ伝わるアセチルコリンの放出を一時的に抑制する治療です。
神経から筋肉へ「動かせ」という命令を伝える物質(アセチルコリン)の放出を一時的に抑制することで、筋肉の過剰な収縮を和らげ、以下のような効果が期待できます。
ボトックスによって表情筋の過剰な動きを和らげることで、皮膚にシワが寄りにくくなり、表情ジワを目立ちにくくすることが期待できます。
咬筋が発達している場合、ボトックスを注入することで筋肉の緊張やボリュームを徐々に和らげ、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
ボトックスは汗腺への神経伝達にも作用し、脇の発汗を一時的に抑える効果があります。
重度の原発性腋窩多汗症と診断され、保険適用の条件を満たす場合には、健康保険で治療できることがあります。
単にシワを目立たなくするだけでなく、顔全体のバランスや表情の自然さを大切にした治療を心がけています。患者様の骨格や筋肉の動き、左右差を確認したうえで、必要最小限の量を適切な部位へ注入し、自然な表情を大切にしています。
ボトックスは注入量や位置によって表情の違和感が生じる可能性があります。そのため、表情筋の強さや左右差を確認しながら、自然な変化を目指して慎重に注入を行います。
注射時の痛みを軽減するため、極細針の使用や注入部位の冷却を行います。痛みの感じ方には個人差がありますが、できるだけ負担を少なくできるよう配慮しています。
医師による診察
表情を動かしていただき、シワの原因となる筋肉の動きや強さ、左右差、エラの張りの状態などを確認します。
痛みを抑えるための冷却
痛みや内出血のリスクを軽減するため、注入部位を冷却します。痛みに不安が強い方には、麻酔クリームを使用することもあります。
注入処置(約5分〜15分)
顔面の解剖学(血管・神経・筋肉)を考慮しながら、適切な筋肉・深さ・位置を確認しながら、極細針を用いてボツリヌストキシン製剤を注入します。
アフターケアの説明
施術後の過ごし方についてご案内します。当日のマッサージや激しい運動、飲酒などを控えていただくことで、副作用のリスクを軽減します。
施術後2〜3日目から効果が出始め、一般的には約3〜4か月持続します。個人差はありますが、繰り返し治療を受けることで効果が安定しやすくなる方もいます。
通常は施術後2〜3日頃から徐々に効果が現れ、1〜2週間ほどで安定してきます。持続期間は部位や個人差によりますが、3〜4か月程度が目安です。
適切な量と位置に注入すれば、不自然な表情になるリスクを抑えることができます。
お一人おひとりの状態に合わせた量と位置を検討し、自然な仕上がりを目指します。なお、効果の出方には個人差があるため、初回は控えめな量から開始するなど、経過を見ながら慎重に対応いたします。
当日は激しい運動、長風呂、サウナ、飲酒は控えてください。また、注入部位を強く揉んだりマッサージしたりすることは避けてください。
注入直後に注入部位を強くマッサージしたり擦ったりすると、ボトックスの薬液が狙った筋肉以外の場所へ拡散してしまい、予期せぬ副作用(まぶたの下垂など)を引き起こす原因になります。洗顔やスキンケアは優しく行ってください。また、血流が良くなることで腫れや内出血、薬剤の拡散リスクが高まる可能性があるため、当日はサウナや激しい運動、飲酒など、体温が急激に上がる行為はお控えください。
どちらもボツリヌストキシン製剤ですが、製造メーカーや承認状況、価格などに違いがあります。当院では厚生労働省承認のアラガン社製「ボトックスビスタ®」をはじめ、患者様のご希望や治療部位、ご予算に応じて適切な製剤をご提案しています。
監修者
眞海 芳史(まうみ よしふみ)
大森皮膚科クリニック 院長
資格:皮膚科専門医
東京理科大学理工学部を卒業後、化学メーカー勤務を経て東海大学医学部へ進学。東京労災病院での初期研修後、東京女子医科大学東医療センター皮膚科に入局し、平塚市民病院皮膚科、東京女子医科大学東医療センター皮膚科 助教・病棟医長などを経て、大森皮膚科クリニック院長に就任しました。
大学病院から地域のクリニックまで幅広く皮膚科診療に携わってきた経験をもとに、視診を基本として、必要に応じてダーモスコピーや顕微鏡検査などを行い、正確な診断とわかりやすい説明を心がけています。
当院は日本皮膚科学会の乾癬分子標的薬使用承認施設として登録されており、乾癬の分子標的薬治療にも対応しています。また、一般皮膚科・小児皮膚科から美容皮膚科まで、皮膚に関する幅広いご相談に対応しています。
院内で対応できる治療と、より専門的な検査・治療が必要なケースを適切に見極め、必要に応じて連携する医療機関へご紹介することも大切にしています。
TOP